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2011年12月 4日 (日)

避けては通れない「波」

幸か不幸か、私たちは何ごとにおいても再構築が必要な時代に生まれたようだ。

ただ、それを覚悟できた時、うろたえず果敢に前を向いて生きていける。

そのためには、人生のサイクルのようなものを理解しておくといいだろう。

それを書いてみたい。

物事には必ずある一定のサイクルが存在している。

わかりやすい身近なもので例えるなら、景気がそれにあたる。

好不況を繰り返す経済、それがサイクルである。

サイクルは、景気だけのものではない。

私たちの回りにある「物品」も、ある一定のサイクルを持って世代をつないでいる。

化石燃料、車、電話、パソコン、衣服、髪型など、

私たちの生活に革命的に出現し体を変え、その役目を終えていくものもある。

生活に密着し、なくてはならない存在となるものもある。

実に移り変わりの早い激しい競争の中にあるのだと、改めて思うのである。

そして、私たちが今生きているこの時代も、

数百年も前からの遠い過去から、ある一定のサイクルを持ち、

時代が移り変わってきているのだということもわかってきている。

まさに歴史として時代が変遷しているのだが、

今はまさに再構築が必要な時代だということが、

認めたくはないが、我々の役目なのだと実感できるようになってきた。

こと、その再構築も、我々が携わる酪農にも必要なのだと考えている。

単に、農家戸数が減少するだけの再構築ではない。

酪農の営み方を再構築することが、今の我々の仕事だと思う。

再構築しなければならない課題は大きく3つある。

1.人の食料にできる穀物を牛に与えている酪農産業。

2.限りある化石燃料を必須としている酪農産業。

3.財政が逼迫している日本国から補助金をもらい続けている酪農産業。

これらは酪農に従事している我々としては、

是が非でも乗り越えなければならない、とても大きな課題なのであるが、

その壁をよじ登るのは容易ではない。

一朝一夕でできるものではなく、知恵と勇気が必要な課題である。

我々の叡智を集結し、何が何でも乗り越えたい。

我々が生産した「牛乳」が人々から必要とされ続けるためには、

社会に貢献している姿勢と、

魅力ある「牛乳」を生産することである。

「あの牧場の牛乳がほしい」と人々から言ってもらうためには、

まだまだやるべき事は多い。

経済の自由化は時代の潮流であり、

酪農業の再構築も時代の潮流である。

避けては通れない「波」であるということだけは間違いない。

そう強く思う。

酪農応援隊 加藤隆

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