« 削蹄の結果 | トップページ

2012年7月12日 (木)

今はいいが・・・。

先日、ある人と穀物の先行きを話していて、

ふと、認識にズレがあることに気づいたので、書き留めておきたい。

「飼料の先行きはどうでしょうね?」

そう私が切り出して始まった、たわいのない会話なのだが、

「配合飼料は、値上げになりましたが、安定基金も出ますし」

「シカゴ相場も高騰していて、まだまだ値上げになるでしょうが、

安定基金も出ますし」

「それに、乳価も上がったことですから、問題はないでしょう」

「今、儲かっていない牧場はダメでしょ」

確かに、そうなのだろうと思う。

今、儲かっているのだから、それでいいのだろう。

しかしだ、この人のような認識がある限り、

経営に変化は起きないだろう。

異様な煽りを酪農家に与えることもないが、

5年先や10年先のことを案じた話は、けっして無駄ではないはずだ。

今よければ全て良し、おおいに結構だが、

異常に吊り上がった高価な穀物に助成をつけてもらいながら、

これまでと変わらぬ量を使いづつける業界も、

どこか異常だと思わなければならない。

ライズコンサルティングオフィス

酪農経営コンサルタント 加藤隆

« 削蹄の結果 | トップページ

酪農経営」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く

コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。

(ウェブ上には掲載しません)

« 削蹄の結果 | トップページ