外国の酪農

2012年3月22日 (木)

ニュージーランド滞在の報告

なぜニュージーランドに行って搾乳をしてきたのか?

これからも特定の指導者から酪農技術などの指導を受けて行こうと思っている生産者。

これからも教育・指導していこうと思っている教育者の方々に、

その理由を知ってもらいたいと思っています。

片手落ちの情報では、現場は戸惑うこと多々です。

情報提供者は、しっかりとした情報を出していかなければなりません。

その理由が冒頭で読み取れます。

(写真は後半で掲載しています)

-------------------------------------------------------------------------

ニュージーランド(NZ)酪農については、

NZや日本の数多くの方々が、その詳細をこれまでに紹介してくれています。

おかげでNZの知識は様々な文献や書籍で得ることができました。

もちろん、私もその中のひとりです。

ですから、NZについて、今更ながらという人は、少なくないと思います。

しかしです、それなのに、なぜわざわざNZに出向いたのかには理由があります。

それは、数年前に参加していた畜産学会での昼休みでの出来事が、

今回のNZでの行動へと働きかけたのです。

そのきっかけとは、

ある学会会場で、某国立大学の先生が自校の学生を相手に、

NZ酪農の素晴らしさを声高に語っているのが耳に入ってきました。

聞く気ではなかったのですが、あまりにも声が大きいので、

しばし身を任せというか、その語りに耳を任せていると、

「NZの1日1回搾乳はとてもシンプルで素晴らしい」

「NZのスウィングパーラーはシンプルで素晴らしい」

「NZは牛舎がない、本当に低コストだ」 など、絶賛する言葉が並ぶのですが、

ずっとそれを聞いているうちに、私の中で「ある疑念」が湧いてきました。

それは・・・、

「この先生は、NZで搾ったことがあるのだろうか?」

「この先生は、NZで牛を触ったことがあるのだろうか?」

もし、自身で体験せずに見たことだけ聞いたことだけの話を、

私たちはずっと聞かされ感化されてきたとするなら、

それは教育者・指導者としては、とても大きな片手落ちではないのか?

そう強く思ったのです。

だからこそ今回、たった2日ではあるけれど、

スウィングパーラーで搾乳をし、牛をハンドリングし、掃除をし、

放牧地を歩き回り、NZの酪農家と行動を共にしました。

本来であるなら、ある程度の長期の実習が必要なのでしょうが、

日本においての仕事や生活の制約がある以上、今は物理的に無理です。

「12ヶ月、NZで経験積んで日本に帰ったらどうだ?」

そう、NZの酪農家からも提案を受けましたが、

なかなかそれを実現するには、クリアしなければならないことが多々あります。

そのようなことで、前置きが長くなりましたが、

なぜ、NZに行って搾乳をしてきたのか?

それを理解してもらいながら、以下の写真を見てもらえると、

ここで紹介した甲斐があります。

では、以下、NZでの写真を掲載します。

Img_0103

体高130センチほどの搾乳牛

Img_0102

乳脂肪・乳蛋白率を高くするための交雑。

Cimg7461

ヘリングボーンパーラー 24頭ダブル

Img_0093_2

午前6時、1日1回搾乳の開始、あたりはまだ真っ暗。

Cimg7544

装着時の様子。

Cimg7456

搾乳を終え、牛自らパドックへ(午前7時過ぎ)

Img_0106

集乳レシート。

Cimg7553

バルクタンク室。その裏がパーラーに。

Cimg7502

長い道のり(牛道)

Cimg7492_2

Cimg7535

月曜日に1週間の放牧地のローテーションを決める。

Cimg7523_2

放牧地の様子。

Cimg7509

15cm四方を5cmほど掘り起こすと、ミミズがうじゃうじゃ。

ただ、ミミズの多い放牧地と少ない放牧地がある。

Cimg7511

ミミズを数えてみる。

Cimg7512

よく張りめぐった根。

Cimg7498

バンカーサイロ(冬季用、コーンサイレージ)

Cimg7574

育成牛。

Cimg7576

フォンテラの集荷ローリー。

Cimg7605

5泊させてもらったNZご夫妻、お世話になりました。

Cimg7475

滞在中の私の部屋。

Img_0087

滞在中は、素晴らしい晴天に恵まれる。

以上、

ライズコンサルティングオフィス

酪農経営コンサルタント 加藤隆

■追記として、お断り

Web上での情報は、一般向けとなり舌っ足らずの感がありますが、

何とぞ、お許しください。詳細細部は筆者と契約いただいている牧場へ

報告させてもらうことにしております。

いち牧場経営者と契約を結ぶプライベートなコンサルティング業務故、

弊社の趣旨として、ご理解いただけると助かります。

2009年9月19日 (土)

憧れの人

131swissvalleysunrise

こんなに素敵な絵が描けて、

一度、会ってみたいなぁ。

彼女のブログ、いつも読んでいます。

ブログは、→ http://www.bonniemohr.com/blog/

彼女のHPは、こちら↓

http://www.bonniemohr.com/

酪農応援隊ブログ

RCO ライズコンサルティングオフィス 加藤隆

2006年9月21日 (木)

どこも変わらないねぇ~。

7月のカナダ訪問。

その時の写真を整理してたら…、Washroom_1

こんなの撮り忘れてまして。

ラングレーセンターでバスを降り、

トイレに行くと…、

こんなモノがありました。

どこの国も、変わらないねぇ~。

1枚目の画像で、

一部、仕方なく塗りつぶしたのは私。

2枚目の画像では、Washroom_2

Judyが待っているらしいが、

電話しようと写真を撮った?

そんなことは、ないのだが、

公衆トイレで見かける、アート(?)

日本もカナダも変わらないのだ。

Written by 酪農応援隊 加藤隆

2006年7月22日 (土)

搾乳室が、学校に変わる。

カナダ(BC州) Brian's Dairy Center から報告を。

酪農の未来のために、搾乳室が、教室に変わる日を紹介します。

朝晩、毎日搾乳する、Its_like_a_classroom_in_calage

搾乳機器の真向かえに、

まるで大学講堂のような、

観客席が設けられています。

それが、たくさんの生徒で、

ご覧のように、満席になるのです。

実は、子供たちのために、Lots_of_students

「搾乳ショー」

開催しているのです。

車で1時間も走れば、

たくさんの牧場が、

子供たちの周りに存在しているのですが、

子供たちは、その存在すら知らない。

酪農とは、どんなことをしているのか?

牧場では、どんな匂いがするのか?

こんなこともしらない。

それを、ブライアン夫婦とアルバート夫妻(ブライアンの両親)は、

みんなに伝えたいのです。

「搾乳ショー」は、自分たちの手作りです。

いよいよ、幕が開き、主役の登場です。Begin_the_dairy_show

ホルスタインブラウンスイス

エアシャージャージ

彼女らが主役です。

子供たちからの大きな拍手で迎えられました。

ここ北海道の帯広市でも、教育に熱心な牧場があります。

みんながみんな、同じことをできるわけではありませんが、

自分が持つ資産を有効に利用し、教育とビジネスをつなげている牧場が、

酪農先進国カナダで展開されているのです。

Written by 酪農応援隊 加藤隆

2006年7月16日 (日)

フレッシュグラス

今、現地は15日午後2時。なかなかブログを更新する時間が取れなくて、申し訳ない。このBrian's牧場のBrianは、飼料会社に7年勤めて酪農を始めた方で、その会社を昨日案内してくれた。いや進んでいるぞ。それから、この牧場では、フレッシュグラスを給与している。やはり新鮮なものは牛にとって最高のようだ。このエサに合わせて配合をやるので牛はビカビカ。まっ、量もやっているが。詳しくは、帰国後にまた。

Written by 酪農応援隊 加藤隆

2006年7月14日 (金)

三度トライ。

携帯電話からのブログ更新を試みているのだが・・・。更新出来ないのです。これも更新できるかどうか。さてとりあえず、と言っても帰国が近くなってきた。こちらに来て何をしていたのかというと、朝晩の搾乳を手伝い朝から寝るまで生活を共にしている。私が感じ取れる範囲ではあるが、随分多くのことがわかった。またいつものようにニュースレターでお伝えしたいと思っている。それでは、明朝も早いので、おやすみ。

Written by 酪農応援隊 加藤隆