疾病

2012年6月17日 (日)

削蹄の結果

顧問先牧場2件の削蹄結果を載せておきます。Ca3i00441_2

つなぎ飼いF牧場の結果(5月中旬削蹄)  ⇒

削蹄頭数 183頭

蹄底潰瘍 6頭 (前年6頭)

白帯病  0頭 (前年1頭)

ヘアリーアタック 0頭 (前年0頭)

趾皮膚炎 13頭 (前年14頭)

趾間腐乱 0頭 (前年0頭)

趾間過形成 0頭 (前年0頭)

.

.

フリーストール飼いW牧場の結果(6月初旬削蹄) Cimg1746

削蹄頭数 118頭

蹄底潰瘍 7頭 (前年4頭)

白帯病  2頭 (前年5頭)

ヘアリーアタック 0頭 (前年0頭)

趾皮膚炎 6頭 (前年4頭)

趾間腐乱 0頭 (前年0頭)

趾間過形成 0頭 (前年1頭)

2010年11月15日 (月)

趾皮膚炎(DD)が減る。

コンサル先牧場で牛群において20%以上発生していた趾皮膚炎(DD)を、

石灰乳による蹄浴を実施したことで、5%以下に抑制することができた。

09年11月、跛行をしめす牛も多く、DD発生率は約23%であった。

その後も大きな改善が見られないので、

今年に入り、石灰乳による蹄浴を提案。

効果が得られた実証データを示すと、

それならやってみよう、ということで取り組む。

早速、その成果が現れる。

2010年夏は、猛暑にも関わらず、DDが減少。 

■使用方法として、

浴槽をパーラーリターンに設置。

浴槽に消石灰を20kg入れ水を加える。水80~100ℓ

石灰乳のpHが、12以上(強アルカリ)になっていることを、

pHテスターで必ず確認すること。

100~120頭の規模で、3~4日間踏み込ませて、

新しいものと取り替える。

使用済みの石灰乳は、堆肥に混ぜる。

蹄浴槽

使用3日目の状態。

汚れているが、pHは、12.5

Cimg2433

底にたまる石灰。

Cimg2431

DD発生率の推移

09年05月→22.7%

09年11月→16.8%

10年05月→11.6%

10年11月→4.2%

Dd_2

乳量推移

10年08月→31.5kg

10年09月→34.0kg

10年10月→33.1kg

10年11月→34.0kg

乳量もコンスタントに維持。

Mp

まずますの成果。

酪農応援隊 加藤隆

※訂正前の記事において、趾皮膚炎(PDD)と表記していましたが、

DDと訂正いたします。

PDD:有毛イボ、イボ状皮膚炎

DD:イボ状、びらん状を含む趾における皮膚炎